足の外科|整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科・スポーツ障害診療・湘南えぼし整形外科<湘南、茅ヶ崎、辻堂、平塚、藤沢>茅ヶ崎市

湘南えぼし整形外科

足の外科

当院では、足の外科の治療を行っています。
足関節や足が痛い、変形や腫れ・しびれ等が気になる方は、お気軽に受診ください。

保存的加療は、
ⅰ)安静、局所の固定:アイシング、テーピング、サポーター・シーネ・ギプス固定
ⅱ)内服・湿布
ⅲ)リハビリテーション、運動の指導、靴の指導、装具(足底板等)・靴の作製等を行います。
保存的加療で効果が不十分の場合は、手術加療も検討いたします。

患者さんの年齢、治療のゴール(日常生活ができれば良い・スポーツ復帰したい等)、内科疾患(喘息・糖尿病・高血圧・高脂血症、心不全・腎不全等)の有無・程度等を考慮し、ご本人に適した治療方針をお勧めします。

足の代表的な疾患と当院における治療方針は下記の通りです。


母趾痛 
聞きなれない病名もあります。
外反母趾 強剛母趾 痛風 リウマチ 陥入爪 爪周囲炎


外反母趾
おやゆびの付け根が出っ張って痛いです。足裏が痛くなる事もあります。
重度になると、親趾がⅡ趾に重なってきます。
荷重位(立って体重をかけた状態)レントゲンで :外反母趾角が20度以上を外反母趾といいます。

治療 保存的治療 足のゆびの運動・中敷き(足底板)・装具等  
手術 保存療法に抵抗する場合、手術を検討したします。

主として、近位骨切り術 (Mann変法)を中心に、変形矯正術を行っています。
   重度の症例に対して、Ⅱ~Ⅳ趾の脱臼整復術 や 内反小趾の矯正術も併用することがあります。

初診時 レントゲン

初診時 レントゲン

手術後 レントゲン

抜釘後 レントゲン

強剛母趾
母趾の付け根が痛みます。
変形性関節症の一種で、外反母趾ほど外観上の変形がないことが、多いです。
背屈(親指をそらす)動作で痛みが増強したり、可動域(関節の動く範囲)制限が減少します。
他趾の痛みや変形は、比較的少ないです。

① 保存的治療 体操、装具 等
② 手術療法
ⅰ)カイレクトミー : 背側の骨の棘を切除します。 
ⅱ)骨切り矯正   :骨切りし、底面の残存軟骨面を関節面に回転させます。
ⅲ)関節固定術   : 関節軟骨を削って関節を固定いたします。

4
5

足底腱膜炎
症状 朝、起床後に足を着いた際に踵部に痛みを感じます。歩いているうちに痛みは軽くなりますが、夕方になり痛みが増える場合もあります。(ランニング開始時に痛みを感じる事もあります。)
原因 長時間の立ち仕事・靴の不適合・スポーツによる使いすぎ等が主な原因と考えられます。
治療:まず、ストレッチ等保存的加療をいたします。効果がでるまでに多少時間がかかりますので、継続することが、大切になります。
ⅰ)リハビリテーション ストレッチ等  
  ⅱ)靴の指導、中敷き等による治療。
  ⅲ)消炎鎮痛剤の内服 外用剤 の使用、注射 等
  ⅳ)手術治療



有痛性外脛骨
足内側(舟状骨)に隆起を触れ、痛みを感じる。
運動時や歩行時に痛みが増える。
健常人の10~14%に存在。(痛みがなければ、治療をする必要性はなし)
捻挫を機会に痛みが増えることあり。
① 保存的治療 :安静 ギプス 足底挿板
② 手術 保存療法で症状が軽快しない場合や、早期スポーツ復帰希望時にを選択も検討される。

  ⅰ)若年 ドリリング例

6

術前 XP

7

術中ドリリンング 

8

術後XP 骨癒合

  ⅱ)外脛骨摘出   腱の縫縮

9

術前 XP 

10

術後 XP